売上は数種類あるべき

これから先の見通しではありません。

もう10年くらい前から取り組んでいることです。

 

中小企業や個人事業主は本業からの売上がほとんどを占めているかと思います。

本業が太く育っていれば、それで十分かもしれません。

しかし、いまの時代、事業のライフサイクルが短くなっているということもありますし、社会の変化もありますので、一昔前のように事業のライフサイクルが10年~30年ということは言えなくなっています。

また、2011年の東日本大震災やその後の天災続きの時代ですから、明日も同じ状態がいつまでも続くとは言いにくいと思っています。

つまり、いつ今の状態が変化を余儀なくされるのか分からないと常々考えて対処しておく必要があると言えます。

 

そこで、本業のほかにも第二、第三、第四という売上の方法を持つことを考えて、取り組むのが良いかと。

本業からかけ離れたものだと、取り組むこと自体が大変になってしまいますから、手始めは本業に近いことから。

親和性の高いものを選んで、取り組んでみます。

 

例えば、うちの話です。

うちは創業時、家具の卸小売りというところから入りました。

店舗を持って、家具の小売をしつつ、法人取引で卸に手を付けました。

そして、家具のオーダーメイド需要が高いことがあって、デザインをしつつ、工場の無いメーカーのような形も取りました。

家具のデザインをするユーザーさんのために、インテリアコーディネートも手掛けるようになりました。

インテリアコーディネートのニーズが高まっていき、あちこちでコーディネートをするように。

一方、家具販売のWEBやECを自社で製作運営したこともあり、中小企業診断士でもあり、WEBやECに関するコンサルをやるようにもなっていきます。

この時点で、家具の小売、卸売、インテリアコーディネート、オーダー家具販売(デザイン含む)、コンサルと売上が数種類になっています。

まあ、本業に比べれば、そのほかはそう多くはありませんけど。

 

そして、2011年の東日本大震災の発生と世間の変化が起こりました。

(これと前後して、自社の周りのほうでも、何だかんだの揉め事も起こるのですが)

東日本大震災の影響も重なり、2011年5月ごろ、家具販売の事業を一気に縮小する方向へと舵を切ります。

店舗がある上、ユーザーさんの対応もあり、2013年2月まで時間が掛かりますが、ここで家具から撤退します。

つまり、創業したときの本業を切り捨てることになりました。

このとき、売上は一気にゼロに近くなりましたが、ここに至るまでにインテリアコーディネート事業にシフトし出しています。

また、家具デザインについては家具販売ともつながりが太いので、これも一時はゼロです。

 

この2013年2月から本格的に事業を再構築するのです。

本業をインテリアコーディネート(IC)事業にし、家具販売はIC事業の一部に置き換える。

仕入先も大幅な見直しです。

WEB・ECサイト制作やコンサルについては、ニーズがある限り続けるとしました。

これまでの本業が一気にゼロになったので、次に育ってきていたIC事業を本業に押し上げるのに注力しました。

それには、家具販売で培ってきたWEB・EC構築・運営が大いに役立ちました。

WEBが駆使できなければ、SEOを出来なければ、インテリアコーディネート事業を短期間に本業に成長させることは難しかったでしょう。

 

そんなこんなで今に至っているのですが、今でも売上の種類は数種類持つようにしています。

いつ何が起こるか分からないですから。

いまでも他に何が出来るかと常々考えています。

 

まあ、ブログを書いて、それが大きな収入になるようなことは芸能人や有名人でないと無理ですけど(笑)

とはいえ、ゼロってことは無くて、そこそこの収入にはなるんですが。。。

そうそう、ブログを書くと言えばですね、ブログが検索につながって、思いもよらないところから仕事の声が掛かることがありますね。

それらはコンサルタントの仕事になるのですが、銀行・金融関係やWEB・EC系やシステムの仕事になっています。

公的な仕事もブログやWEBがきっかけになっているのもありますし。

 

中小企業・小規模企業は本業を育てながら、親和性の高い別事業にも手を出すってのが良いと考えていますし、自分ではやっています。

そういう取り組みをしていると、違ったアンテナを張るので、違った出会いがありますし、それらがまた本業やその他の業務の役に立つってことも大いにあります。

簡単に出来ることとは言えませんが、どう感じるか、考えるか、どう取り組むかどうかは人それぞれでしょうけど。

やらないよりはやったほうが良いかな、って感じであれこれとやってみてはどうでしょうかね。

 

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