case45・・・「前向きに検討する」の真意は?

融資や各種ローンを銀行の窓口や担当者に申し込むときの話です。
新規融資、追加融資、条件変更などいろいろな申込をするときの話です。

あなたは、融資やローンの申込のとき、銀行員を相手に、一生懸命に作った計画書などの書類を見せながら、製品サンプルやその製品の素晴らしさをアピールしたり、将来の展望を話したりしますね。

あなたが話をしている最中、銀行員は「はぁ、なるほど」「そうですか」などと相槌を打っていることでしょう。

そして、あなたが一通りの説明をし終わって、銀行員の口からは、
「分かりました、前向きに検討します」との言葉。

銀行員から「前向きに検討します」とか「前向きに取り組む」という言葉を聞いて、あなたが嬉しくなるのも当然ですが、銀行はあくまでも「前向きに」と言っているだけですよ。


ここが実は銀行の「及び腰」というか「逃げ口上」でもあります。
最終的には「融資する」と言っていないのですから。
(これは、言葉のやり取りによる誤解を避けたり、融資を断った際に、訴訟になることを回避する予防線を張っったりしているのです。)

最終的に「融資するか」「辞退するか」の判断を聞けるのは、まだまだ先のことです。
やっと稟議してもらえるスタートラインに立ったという感じです。

ですから、この「前向きに検討する」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。

あなたが本気で相手(銀行)に協力してほしいなら、日を改めて確認するとか、連絡をする。
不足している事柄は何か聞き出したり、新たに作成する書類があるか聞いたりする。

要は、「前向きに」を「本当に」に変えていかなければならないのです。
あなたの本気が伝われば、相手も本気になるはずです。

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