case29・・・事業承継のネック③

事業承継においては、様々な書籍も出版されています。

モチロン、それらは参考にして欲しいことが沢山書かれています。

ここでは、実務的なことを書いていますので、何かの参考にしていただければと思っています。

 

さて、中小企業経営での事業承継の場合に、付いて廻るのが、「担保」と「保証」です。

事業承継をする際には、「担保」と「保証(債務保証)」も引き継ぐことが欠かせません。

 

先代経営者から会社を引き継ぐ場合、借入金や仕入債務などの債務も引き継ぐことは当り前です。(とりわけ、銀行などの金融機関との関係を想像してください。)

先代の時代には個人の不動産や資産を担保にしていることが普通でしょう。また、保証人にもなっていることも普通でしょう。

新しい代表取締役ならびに取締役などに事業を承継する際、事業承継者は、担保提供者や保証人にならなければ、これまで通りの銀行取引は難しくなります。

また、事業承継者の信用が低ければ、担保や保証人の追加も考えられることに注意ください。

 

最近、政府系金融機関などでは、無担保無保証人による制度融資がありますが、これは、まだまだ例外と言えば例外です。

ですから、担保を提供する、保証人となる、ということに抵抗感がある人物では、事業承継者としては相応しくありません。 ましてや、企業経営においては、あらゆる方面からリスクや難題が迫ってくることは日常茶飯事であり、担保・保証を嫌がるような人物では、苦難に直面した時、持ちこたえることすら難しいことと容易に想像が付きます。

担保・保証というのは、モチロン、誰しも避けたい部分かもしれませんが、言ってみれば、経営者としての意思表明でもあり、覚悟する手段の一つでもあります。

 

これから事業承継を検討する場合には、個人の担保提供、債務保証に対して、どのような反応を、承継候補者が示すかを試してみるのが、その本人の力量を見定める良い方法です。

事業に失敗することで、経営者は、言ってみれば、「身包みを剥がされる」可能性が高く、また、現在の法律の下では、経営者を守る法律は存在していない、ということを認識してもらう必要があります。

 

憲法では個人としての生存権、基本的人権など生きていく上での権利は守られます。

民法・商法・会社法では、経営者に関しては、基本的に「自分のことは自分で守るしかない」というスタンスです。

また、経営者は仮に実質的労働者であっても、労働基準法では保護されません。失業保険はありませんからね。

 

それほど、経営者というのは、自分で自分を守るしかない孤独な存在です。これを認識していない場合、理解できない場合は、その候補者は後継者としては相応しくないということです。

よく、中小零細企業では、自分の兄弟や子供に後継させますが、「親だから」や「順番だから」などという甘い判断、理に叶っていない選択理由で後継者を決定するようでは、その会社の将来は安泰とは言い難いことは自明のことだと思っていいでしょう。

それほど、現在の中小企業の環境は厳しいということです。

経営者の皆様は、後継者選びで失敗しないように、常日頃から目を光らせ、適正な判断をしていきましょう。

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