深く掘り下げて記事を書く

  深く掘り下げて記事を書く


前話の伝えるべきことをどう伝えるかでWEBサイトを作成する場合の文章の書き方に触れました。


そして今回は「深く掘り下げて記事・文章を書く」ということについてお話しておきます。


集客をして成果に結び付けたいWEBであれば、お客様に「伝えるべきこと」、「知っておいてほしいこと」が必ず存在します。

「伝えるべきこと」「知っておいてほしいこと」というのは、企業や事業主であれば「製品・商品・サービス」のことでしょう。


仮に、製造業であるモノ「A」を作っているとします。


「当社はAを製造しています。」とWEBサイトに書いて、そのAの写真と三面図を掲載しています。

それに「材料・材質は〇〇〇。サイズは△△△。納期は〇〇〇。金額は×××。」と添え書きしています。


事実を書いて載せているなら、こういう表記で間違いはありません。しかし、これだけで良いということはありません。


何が言いたいかというと、「必要最低限」を書いているだけでは、「伝えたいことは伝わらない」ということです。こういうWEBは結構多いのです。


もしも、このモノ「A」が主力商品であれば、もっともっと詳しく掘り下げて説明をすべきです。

「この部分の加工がああでこうで、とても難しいのだけど、あの冶具とこの冶具を使うことで加工することができる。」とか、

「開発途中にはこんな失敗やあんな発見があって、何度も何度も設計をミリ単位で見直して、いまの形に至った。」とか、

「使っている材質には、実はこういう特性があって、とある熱処理をして、この加工を施すことで、耐久性も格段に向上し、精度も上がった。」とか、

「当社のAという製品は、これまでには、こうこうこういう場所で使われていて、施工する際にはあんなことやこんな苦労もあった。」とか、

「当社では、この製品Aを作る高い技術を持っていて、その技術を応用することで、あんなものやこんなものも出来るようになっています。」など。


ちょっとした苦労話や開発秘話も面白い読み物になりますし、事例・実例の写真や図面を一緒に掲載して、それらに関して説明文を書き添えておくなんてことがあれば、文章内容は深く掘り下げられます。

深く掘り下げて文章を書き、雑誌の記事のように掲載することができれば、読んでいるほうも「そうなんだぁ」とか「すごいなぁ」とか思い、いつしか楽しくなってきたり、興味深くなったり、より知りたいと思うようになったりします。


読み手となってくれるお客様は、いつしか何ページもWEBサイト内を行き来し、そのWEBサイトに書いてあることを隅から隅まで目にすることも生じます。

こうなれば、「あの記事も読んでほしい、この記事も...」など言わなくても、自然と「伝えたいことが伝わっている」ということにつながります。


よく「うちは上手い文章を書けないから」なんてことを言う方がいます。でも、書くことは面白い話でなく、真面目な話で、別に文才が無くても良いのです。

お客様はもともと商品や会社のことが知りたくて訪問してくれているわけで、そのWEBサイトに面白い話が書かれていることを期待してもいなければ、書かれている文章が流暢である必要もありません。


気を付けておいてほしいことはとても単純なことです。

「お客様が何を知りたいのか」に対する答えになることが書かれているのかどうか。

懇切丁寧に詳しく真面目に文章を書き、その内容を深く掘り下げて、分かってもらいたいという気持ちを込めて書いているかどうか。


「気持ち」とか「心」とかと書くとバカにする方もいますが、実際に良い反応をするWEBサイトはこの部分を意識しています。

というのも、WEBサイトは相手が見えないからこそ、そこに書かれている文章に、相手の表情や感情や性格を感じ取ろうとする人間の心理というか、性というものがあります。

この「心理」的な部分を大事にして、作成しているWEBサイトは反応も良く、成果に結びついています。



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