カテゴリーキラーと上手く付き合えば・・・

  カテゴリーキラー
    と上手く付き合えば・・・


私どもとしては、経営コンサルタントもしておりますが、実は、国内で、最高級と言われる家具をオーダーメイドで製作・販売することを強みとしています。



フルオーダーメイド家具、具体的には、「顧客専用にデザイン・設計された家具」を製作販売しています。

顧客の要望、願望、顧客宅のインテリアの状況、好みなど色々な事柄を訪問と会話などから掴み取り、顧客仕様のデザイン、素材、色、機能をもって、家具やインテリア用品を製作販売するのです。

手間隙がとても掛かりますが、「出来ません」という回答をしないことをモットーにしています。

(ただ、手間隙と素材の制約があり、予算が合わない場合は、結果、「受注をお断り」することになります。)



「出来ません」という回答をしないためには、傍目には分からないであろう努力もあります。

「ちょっと考えさせてください。研究しますので、若干お時間をください。」という答えはよくします。

実際、難しい注文が多いので、市場調査をしたり、素材・材料探しに走り回ることもよくあります。

(メカニズムを考え出すこともあります。木工の技術ですから、大したことはないでしょうが・・・)



まぁ、こんなことをしておりますので、いろいろな方とお会いして、お話をしたり、教えていただいたりすることから、ビジネスに対しても色々と勉強させていただいております。

また、もう昔の話になりますが、銀行で融資審査と融資営業を長年やっていたこと、銀行の支援もいただけて、たまたま中小企業診断士なる経営コンサルタントの資格を貰うことができたこと、なども相まって今に至るわけです。



話をタイトルの件に移しますが・・・

家具の世界というのは、参入障壁が比較的低くなっています。

特に、「販売」というのは参入障壁はほとんどありません。

「製造」となると、工場や工房のほかに、仕入れ先、物流、倉庫、販売などの障壁が出てきます。

そして、もう随分年月が経過しますが、「カテゴリーキラー」と言われる価格破壊をするような大型販売店舗網を持つ国内企業や海外企業が存在して、国内の家具製造メーカーの多くや下請け、孫請けが姿を消してしまいました。



他の業界も同じことが起こっていますので、どの業界で考えいただいても良いです。


価格破壊が起こって、国内のメーカー製品では、価格競争力が無くなり、消費者からすれば「高い」となり、言葉が悪いかもしれませんが、国内メーカーとその製品は「中途半端」な立ち位置になってしまっています。

カテゴリーキラーの店舗を訪れれば、多くの顧客が来店し、楽しそうに買い物をしているのですが、国内メーカーのショールームへ訪れても、来客は無かったり、若干名ということが多いように感じます。



カテゴリーキラーと戦うとしても、既に価格競争力が無くなっていますから、価格では戦えません。

価格で戦えば、売れば売るほど赤字を計上しなければならなくなりますから、そんなバカげた戦いはしないでしょう。

消耗戦をしていても、相手との規模の差が大きければ、いつかは無理がきます。



では、どうすれば?

考え方ですが、カテゴリーキラーと上手く付き合う方法を探すのです。

業務提携なんてのは出来れば良いですが、相手との規模の差がある場合は、なかなか実現しないでしょう。

上手く付き合う方法は、自社の得意分野で探せばよい。



上手く付き合う、寄り添うことを考え始めれば、今までは思いつかなかった事も出てくるはず。

弊社の家具事業で何をやろうと考えているかは、ナイショですが・・・

まぁ、やってみて、上手くいけば続けていったり、ボリュームを増やしていったり、すれば良いでしょうから。



見方を変えれば、考え方を変えれば、違った見方や考え方、方法も浮かんでくる。

前にどこかにも記しましたが、とりあえずは、やってみてから判断する。

あまりコスト掛からない方法なら尚良いですがね。

100個やってみて、1個でも成功すれば、上出来ですよ、商売なんてのは。



それから、過去の延長線上で考える、延長線とは違うベクトルで考える、というのを併行してやるのもアリですし、重要かもしれませんね。 柔軟な発想や否定しないアイデア出しでいろいろと想像しましょう。

ビジネスのヒント、アイデア、ネタはどこに転がっているのか分かりません。


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