産みの苦しみがあってこそ・・・

  産みの苦しみがあってこそ・・・


この成功法則に記載の内容は、会員限定で毎月無料配布している情報誌に掲載したものです。
短い文章ですが、経営の、成功へのエッセンスだけは盛り込んでいます。何かのヒントになるかと思います。


元銀行員で、現在経営コンサルタントでもある私が見た「いい企業」を紹介します。

今回はS社のお話。


このS社は「スチュワード業」というちょっと珍しいことをしています。分かりやすく、単純に言えば、ホテルなどの厨房の裏方業務一切合財を請け負う仕事です。



(一部ホームページから引用します。)

食器洗浄を中心に、器材・設備のメンテナンス、鍋洗浄、調理補助、厨房清掃、およびそれらに付随する安全衛生管理、業務効率化のための部門調整、システム改善、データの分析・構築などを業務請負という形で受託し、ホテル・レストランを中心とした各顧客施設に最適なスチュワードシステムを構築・提供・運用することを業務内容としている。」のがS社です。


こういうS社のようなサービスをスチュワードというのですが、航空機の「スチュワーデス」の語源でもあります。


S社のサービスがあるからこそ、私たちがホテルへ行ったとき、ホテルマンが本来の"おもてなし"に専念でき、お客様に喜ばれるように振舞えるのですね。


欧米では古くからあったサービスですが、1980年代に国内初ではじめてS社がこのようなサービスをはじめたと記憶しています。
今でも業界のトップを走り続け、今では上場会社となっています。


はじめた頃は、やはり、周りの理解を得られず、相当な努力と苦労を強いられたそうです。

新しい市場を作る大変さなど微塵も感じさせない社長でした。秘めた熱い想いはひしひしと感じましたが。


銀行にいた私は、取引先ということに関係なく、この社長がとても好きで、よく訪問しては雑談ばかりしていました。
スカウトされることも度々でしたが・・・


その後、銀行を退職した私は、挨拶に訪問しようとした時、社長が上場後まもなく急逝されたことを知りました。

余りにも突然で、しばらく理解ができなかったほどです。非常に残念で、惜しい方を亡くしてしまいました。

しかし先代社長の思いは、いまでも脈々と受け継がれています。


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