case52・・・経営(改善)計画書のポイント⑤

前回までの経営計画書、経営改善計画書作成のポイントを振り返ります。

 ポイント①【経営者が自ら「今後どのように会社を運営していくのかを示す】

 ポイント②【経営計画書、経営改善計画書の要点を初めに述べる!】

 ポイント③【数字等の根拠になる書類をきちんと揃える】

 ポイント④【書類の作成基準日を設け、各書類の数字を合わせる】

 ということでした。

 

今回、「ポイントとして忘れてはならない」というよりも「大前提である」ということを敢えて記します。

 

経営改善計画書を作成するということは、何らかの問題があって、事業が思うように進まない場合であったり、市場が冷え込んでいて売上が伸びなかったり減少したり、借入金の金利支払いが負担であったり、毎月の元本返済が負担であったり、と喜ばしい状況でないことがほとんどです。

 

そして、その喜ばしくは無い状況から脱することを考える計画書を作成する場合は、どうしても「バラ色」や「玉虫色」という計画書を書こうとしてしまいがちです。

「少しでも良くなりたい!」と考えるのは当たり前のことであって、誰しもそう願います。

ただ、余りにも「現実離れ」した状況を計画に描いては困ります。

 

現実とは「かけ離れた未来予想」を描くのを悪いこととは言えませんが、「絵に描いた餅」では困りますし、その経営改善計画書を吟味する人が貴社の信用や信頼さえも疑うようになっては困ります。

 

要するに、次のようなことです。

 「大風呂敷はあまり広げない!」

 「後になってウソとバレルようなことはダメ!」

 「出来そうにもないこと、自信の無いことはダメ!」

 「計画書に記載することに一貫性が無いのはダメ!」

 

 

「えっ、そんなの常識でしょ。当たり前でしょ。」

「私は、わが社はそんなことは書かないし、言わない。」

という声が聞こえてきそうですが、実際に自分で書いてみれば、「バラ色」「玉虫色」のような「本当?」と疑うような計画書を書いている会社が多いのです。

 

最悪なのは、「明らかにウソ、実現不可能」と思われるような計画書を書いて、それを平気で提出する場合です。

この場合は、計画書に対しても、会社に対しても、信用も信頼も失墜してしまいかねません。

 

「多少の脚色」や「色を付ける」というのは計画の誤差の範囲として許容できるでしょう。

しかし、「ウソ」、「偽り」、「過大評価」、「ただの希望」が見えるようではどうしようもありません。

(後々でもチェックするときに、進捗度合いを見ていますし、「何割達成できているか」というポイントが明暗を分けます。)

 

そういう経営計画書、経営改善計画書を作成し、それを金融機関等に提出すればどうなりますか?

まともに取り合ってもらえないでしょう。

もしも経営不振な状況で、不良債権先や延滞債権先であれば、残念な結果しか待っていないでしょう。

 

気持ちは分かりますが、やはり、「正直であれ!」ということです。

 

 

経営計画書、経営改善計画書作成のポイントを振り返りますと、

 ポイント①【経営者が自ら「今後どのように会社を運営していくのかを示す】

 ポイント②【経営計画書、経営改善計画書の要点を初めに述べる!】

 ポイント③【数字等の根拠になる書類をきちんと揃える】

 ポイント④【書類の作成基準日を設け、各書類の数字を合わせる】

 ポイント⑤【正直であれ!】

ということです。

 

 

余談かも知れませんが、「どんなときでも正直である」場合、仮に追い込まれたり、誰かに見捨てられたとしても、手助けをしてくれる人がいたり、何らかの策や道が開けてくるものです。

「捨てる神あれば拾う神あり」ということです。

「正直者が損をする」などとは考えないでほしいです。

「損して得取れ」です。

 

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